Appleはゴールドマン・サックス・グループと共同で、iPhoneの新機能と連動するクレジットカードの発行を開始すると、Wall Street Journal紙が伝えている。
まず数週間中に従業員に提供してテストし、その後正式に立ち上げる予定で、両社は予算設定や残高管理など、家計管理を支援する「Wallet」アプリの追加機能を提供することで、カード利用者を呼び込みたい考えだと関係者は語っている。
アメリカのApple Storeは、Barclays Bank Delawareと提携し「Barclaycard Visa with Apple Rewards」を発行していて、年会費無料、Apple製品購入でポイント3%、特別金利ローンなどのサービスが受けられる。
今回は、提携カードではなく、Appleロゴが入ったブランドカードというところがポイントだ。
Appleは、Apple Payを通じてクレジットカード決済時におけるわずかな手数料で収益を上げているが、Appleブランドの電子式クレジットカードを発行することで利用毎の手数料が増えることになる。
Apple 銀座店オープン後、日本で流行し始めていた企業ブランドカードをApple Storeでも発行するべく努力していたようだが、実現していなかった。
iOS 12.2のWalletではUIが変わり、利用履歴の確認やチャージ金額の確認など、利便性が向上するため、こうした背景による影響なのかもしれない。
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