凸版印刷は3月27日、電子チラシサービス「Shufoo!」の事業をグループ会社のマピオンに統合すると発表した。マピオンは社名を4月1日付で「ONE COMPATH」(ワンコンパス)に変更。地図検索サービスと合わせ、B2C領域のIT市場へ本格参入する。
凸版印刷の坂井和則常務は、「生活者と直接接点を持つプラットフォームを融合し、そのデータ資産や機能資産を活用することで、より顧客企業の課題解決に寄与できるものと考えている」とコメント。IT業界の風土や文化に合わせた事業体、組織体制を目指すとした。ワンコンパスの社長兼CEOには凸版印刷の早川礼氏が就任する。
Shufoo!は、凸版印刷が2001年8月に運営を開始した電子チラシサービス。スマートフォンやタブレットで日本全国の電子チラシが無料で閲覧できる。20〜40代の女性を中心に月間1100万人が利用しているという。
一方のMapionは、マピオンが1997年に開始した地図検索サービス。地図データと共に旅行や観光地情報など関連コンテンツを中心に広告次号や地域情報サービスを展開している。
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