「コンテナ倉庫1個分のAppleクラシックコレクション譲ります」というブログ投稿が注目を浴びている。譲る人は、ITmedia NEWSのニュースソースとしてもおなじみ、MACお宝鑑定団のDANBO会長だ。
ブログに貼られた写真には、初代iMac(ボンダイブルー)、半球の上に液晶が乗っている大福iMac、Power Mac G4、Power Mac G5、さらにはラックマウントサーバのXserveも見える。もちろん最新機種ではないが、いずれも発売時には注目されたクラシックMacの名機。
お店や博物館が開けるくらいのラインアップだが、これを全部まとめて無料で譲るという。
Apple新製品やサービスに関する分析では世界的に定評があり、しばしば海外テックメディアにMacotakaraとして引用される。その彼がApple製品を手放す。なぜこのタイミングで? MACお宝鑑定団やめちゃうの? そんな疑問が噴出しているようなので真意を聞いた。
1996年にスタートしたMACお宝鑑定団。DANBOさんはそのスタート時点から、当時ですら入手困難だったAppleの古い製品の入手で定評があり、筆者もLisa(Macintosh XL)の入手でお世話になったことがある。
服部宗弘さん著のMacintoshカルト本「まみむめマッキントッシュ」を読んだのがきっかけというDANBOさんのApple製品収集歴は25年に及ぶ。名古屋市在住のDANBOさんは以前は実家にコレクションを置いていたが、途中からはコンテナ倉庫も利用するようになった。
そして今回はそのコンテナ倉庫のコンテナ2台分のうち、1台分に収納された「Appleクラシックコレクション」をまるごと引き取ってくれる人を募集している。比較的新しいMacが入っているコンテナだ(といってもMacintosh XLが含まれている)。
容量は、3トンから4トントラックの積荷いっぱいくらいだと推測。配送サービスは提供できないため、名古屋市内の倉庫まで引き取りに来れる方限定だ。
では中身を見ていこう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR