メルカリは8月7日、モバイル決済サービス「メルペイ」を、Jリーグ・鹿島アントラーズのグッズを販売するオフィシャルショップに10日から導入すると発表した。メルカリは7月末、鹿島アントラーズの経営権を取得すると発表。同チームのブランドを生かし、メルペイの顧客層拡大を狙う。
まずホームスタジアム(茨城県鹿嶋市)内のオフィシャルショップ、展示施設「カシマサッカーミュージアム」、スポーツジム「カシマウェルネスプラザ」の他、クラブハウス(同市)併設のオフィシャルショップにも導入する。対象店舗は順次拡大する予定。
メルペイは、フリマアプリ「メルカリ」の売上金を決済に使えるのが特徴。ただ、メルカリのユーザーは20〜30代の女性が多いため、鹿島アントラーズの店舗への導入を通じ、男性や40代のユーザーを増やしたい考えだ。
同様の動きとしては、楽天が経営権を持つJリーグ・ヴィッセル神戸とプロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスのスタジアム内で、モバイル決済サービスを導入している。
楽天は、スタジアム内での支払い方法を「楽天ペイ」「楽天Edy」などのキャッシュレス決済にする方針を打ち出している。自社が運営するスタジアムへの導入を通じ、キャッシュレス決済の普及を促す。
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