ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は11月12日、3月に発売したロボット玩具「toio」(トイオ)の新作タイトルを発表した。12月5日発売の「トイオ・コレクション」拡張パックをはじめ、今年から来年にかけて各種タイトルを投入する。
公開されているtoioの技術仕様を活用した「ウロチョロス」は、命を持つかのように動き回るロボットを見守るだけのものだが、これを開発したのはゲームAI研究の第一人者であるモリカトロンの森川幸人代表取締役だ。ウロチョロスは11月下旬に無料で配布される。
リング型コントローラーの「toioリング」をハンドルに見立ててキューブをクルマとして走らせるドライビングシミュレーター「トイオ・ドライブ」は11月14日発売。30以上のお仕事ミッションをこなして遊び、自分だけのコースを作成することもできる。
2020年夏に予定されている「おんがくであそぼう ピコトンズ(仮)」は、toioキューブを動かしたり回転させたりすることでキーボードやドラム、音声合成による歌もこなせる、楽器演奏を楽しめるソフト。スケールに従った演奏ができるなど、おもちゃの域を超えた機能も狙い、16歳のトラックメーカーSASUKEさんがプレイングアドバイザーとして参加している。
アニメ「キャロル&チューズデイ」の世界観構築を担当したSTUDIO NO BORDERが制作するボードゲーム「大魔王の美術館と怪盗団」は20年秋リリース予定。ボードゲームの難しい部分をtoioが代わりにやってくれるという。
toioはシステムソフトウェアアップデートを予定しており、12月以降はtoioリングでクルマのように動かせる「フリーそうこう」、Windows 10に対応したビジュアルプログラミングが利用可能になる。
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