KDDI、ドコモ・バイクシェアなど6法人は1月9日、ITを活用して交通サービスをシームレスにつなぐ「MaaS」(Mobility as a Service)の実証実験を東京臨海副都心エリアで行うと発表した。観光客の輸送効率化や回遊率の向上、交通渋滞の解消などが狙い。
実験期間は1月16日〜2月14日。エリア内を回遊する8人乗りのワゴン車「東京臨海シャトル」(無料)を運行する他、専用MaaSアプリ「モビリティパス」(無料、iOS/Android)を一般向けに配信する。
同アプリは、日本語、英語、中国語、韓国語に対応。東京臨海シャトル・電車・徒歩・シェアサイクルなど、さまざまな移動手段を組み合わせたルート検索機能を提供する。
東京臨海シャトルの予約、シェアサイクルの1日パスの予約と購入(ドコモ・バイクシェアのみ)、お台場エリアの観光情報の配信、限定クーポンの付与などにも対応する。
東京臨海シャトルは勝どき〜お台場間と、お台場のみの2ルートを回遊。午前10時〜午後7時に、1時間に約2本のペースで運行する。アプリのルート検索結果にシャトルが含まれた場合は、画面上から乗車人数を入力して予約すると、指定の場所から乗車できる。バス停などは設けない。
東京都が公募した「MaaS社会実装モデル構築に向けた実証実験プロジェクト」に基づいた取り組み。実験に参加する法人は、2社の他、ナビタイムジャパン、Japan Taxi、東京臨海高速鉄道、東京臨海副都心まちづくり協議会。
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