米Googleは3月27日午後10時54分(日本時間、以下同)、パブリッククラウドサービス「Google Cloud Platform」(GCP)で発生していた障害が解消したと発表した。現在は原因を調査中で、「分析が完了次第、結果を公表する」としている。
27日午前8時ごろから、東京、米国オレゴン州、ベルギー、台湾、香港などのリージョンで、GCPに含まれるIaaS「Dataflow」「BigQuery」「DialogFlow」「Kubernetes Engine」「Cloud Firestore」などが利用できない状態となり、Googleは復旧を急いでいた。
同日はGoogleのクラウドサービスで障害が重なっており、午前0時過ぎにはクラウド型グループウェア「G Suite」で不具合が発生。主に米国南東部で、Gmail、Google カレンダー、Google ドライブ、Google ハングアウトなどが利用できない状況になったが、同日午前1時過ぎに復旧した。
G Suiteの障害の原因は、米アトランタにあるデータセンターのルーターの不具合であり、GCPの障害とは無関係だという。
Googleのクラウドサービスで障害発生 「G Suite」「GCP」など利用できない状況に
「クラウドは信頼できない」は本当か? AWS、Office 365、自治体IaaSの障害を経て、私たちが知っておくべきことCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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