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「ジャポニカ学習帳」昆虫シリーズ復活 50周年記念で

» 2020年08月25日 13時02分 公開
[ITmedia]

 子ども用学習ノート「ジャポニカ学習帳」の「昆虫シリーズ」が、50周年商品として帰ってきた。昆虫生態カメラマンの山口進さんが撮影した、チョウやハチなどの美しい写真を表紙と裏表紙にあしらっている。

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 ジャポニカ学習帳は1970年発売。2020年に50周年を迎えた。

 50周年記念で販売される「昆虫シリーズ」は、漢字練習帳(3種類)と自由帳、自主学習帳の全5種類。1978年からジャポニカ学習帳の写真を撮影してきた山口進さんの作品を表紙と裏表紙に掲載し、表紙裏には山口さんによる「あっと驚く昆虫エピソード」をイラストで再現して掲載した。

 リアルな昆虫の写真が苦手な子ども向けに、昆虫のかわいいイラストをあしらった5ミリ方眼罫のノートも登場。バッタやテントウムシ、チョウなどの色鮮やかなイラストが掲載されている。

 それぞれB5判で、各190円(税別)。

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 ジャポニカ学習帳の通常シリーズは、2012年の刷新時から昆虫写真の表紙がなくなり、花の写真になっていた。“表紙映え”する昆虫の写真が集まらなかことに加え、昆虫が苦手な子どもへの配慮などから(詳細記事)だが、虫の表紙の人気は根強く、15年には同社がAmazon.co.jpで行った過去の表紙デザイン人気投票では、上位を昆虫のデザインが独占していた。

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