このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。
米ミシガン大学の研究員が開発した「Castle in the Sky」は、映像に記録した空を別のものに置き換える、深層学習を用いた合成法だ。従来の手法では動画撮影時にスマートフォン搭載のモーションセンサーが必要だったが、今回のアプローチでは画像情報のみ使う。
撮影後の映像編集に使えるだけでなく、ARとしてリアルタイム表示できる。
合成プロセスは3ステップで行われる。
デモでは、晴れから雨などの天候の変換から、天空の城やスーパームーンの出現などを披露している。色合いやダイナミックレンジが調和しているだけでなく、雷の出現時はその時だけ全体が光るなど、動的な変化にも対応している。
1台のカメラから人の動きを正確に抜き出す技術 Adobeなどが開発
手描きスケッチからリアルな顔を生成 深層学習に画家の手法導入し改善
コンピュータ不要でレーザー光線に触って遊べるディスプレイ 香港城市大学が開発
のぞきこんだ顔が水面でドット絵に 電気分解式泡ディスプレイ「Bubble Mirror」 お茶大が開発Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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