ロシア発でドバイに拠点を置くTelegramは12月23日(現地時間)、エンドツーエンドで暗号化(E2EE)されたメッセージングアプリ「Telegram」の今月のアップデートで、音声チャットルーム機能「Voice Chat」を追加した。
Voice Chatは、グループでのテキストによるチャットと並行して実行できる、音声による会話のレイヤー。グループにVoice Chatが開設されると、画面上部に専用レイヤーが表示される。「JOIN」をタップすると、チャットルームに参加できる。このレイヤーにはチャットに参加している人数と、リアルタイムで発言している人が表示される。
Voice ChatはDiscordと同じ様に常にオンになっており、画面に表示されるマイクアイコンでミュートを解除するだけで発言できる。
Androidアプリの場合はフローティングウィジェットを表示できるので、Telegramをバックグラウンドにしている間でも、ウィジェットをタップすることで会話に参加できる。
Voice Chatには数千人が参加できる。「買い物中の家族への連絡から、大規模なライブイベントまで、あらゆることに対応できる」としている。
同社のパベル・ドューロフCEOによると、TelegramのMAUは間もなく5億人に達するという。この規模を維持するために、来年には収益化を開始する計画だ。
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