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» 2021年02月25日 12時50分 公開

京セラ、図書館の蔵書点検を効率化 本の背表紙をAIで画像解析、一括読み取り

京セラが、図書館の蔵書点検業務をサポートするサービス「SHELF EYE」の提供を始めた。AIによる画像認識で本の背表紙を読み取り、まとめて蔵書確認することで、職員が1冊ずつバーコードを読み取るこれまでの作業を効率化できる。

[谷井将人,ITmedia]

 京セラコミュニケーションシステム(京都市、KCCS)は2月25日、図書館の蔵書点検業務をサポートするサービス「SHELF EYE」(シェルフアイ)の提供を始めた。AIによる画像認識で本の背表紙を読み取り、まとめて蔵書確認することで、職員が1冊ずつバーコードを読み取るこれまでの作業を効率化できる。

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 AIはKCCSのグループ会社Rist(東京都目黒区)と共同で開発。タブレット端末で書架に収められた本の背表紙をまとめて撮影すると、AIが画像を解析して国際標準図書番号(ISBN)を特定し、蔵書のリストをCSVファイルとして出力する。書架整理のため、貸し出し頻度などに動じて背表紙を色分けしてリアルタイム表示する機能も備える。

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 図書館では通常、蔵書点検のために休館日を設け、数万冊の蔵書を1冊ずつ取り出してバーコードを読み取る作業を行っている。SHELF EYEは特殊な機械を使わずに、まとめてデータ化できるため、導入コストの削減と作業の効率化ができるという。

 SHELF EYEの価格は初期導入費用が40万円から、月額利用料が1アカウントにつき3万円から。年間10機関への販売を目指す。

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