ビットコインなど仮想通貨を扱う米取引所大手のCoinbaseは4月6日(現地時間)、来週に上場を控え、第1四半期(1〜3月)の推定業績を発表した。同社は1日、14日にNasdaq市場に直接上場(ダイレクトリスティング)すると発表した。ティッカーシンボルは「COIN」。
売上高は前年同期比で約9倍の18億ドル。純利益は前年同期の3190万ドルから7億3000万ドル〜8億ドルに増加した。いずれも未監査の暫定的な数値としている。
ユーザー数は5600万人でMTU(月間取引ユーザー数)は2020年末の280万人から610万人に増加した。
Coinbaseは発表文で「MTU、取引量、収益は現在、ビットコインの価格と暗号資産のボラティリティ(価格変動の激しさ)により、大幅に変動している。この収益の予測不可能性は収益性に影響を及ぼす。コスト面では、ビットコイン価格が下落する可能性のある時期も含め、投資を優先する予定だ」と語った。
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