富士フイルムは、外部から不正アクセスを受けた影響で一時休止していた、顧客・取引先向けの通常業務を、6月14日までに完全復旧させたと発表した。
1日夜にランサムウェア攻撃による不正アクセスを受けたため、影響を受けた可能性のあるすべてのサーバ・PCを停止し、ネットワークを遮断していた。
4日からは、安全が確認されたシステムを順次再開。14日までに、問い合わせ窓口の受付や製品の受注・出荷など、顧客・取引先関連のシステムをすべて復旧させたという。配送遅延は続いているが、早期の解消を目指すとしている。
これまでの調査では、不正アクセスによる外部への情報流出の痕跡は確認できなかったという。今回の不正アクセスへの対策も行ったとしている。
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