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» 2021年06月16日 20時20分 公開

カスペルスキー、中高生向けのセキュリティ教材を無償公開 フィッシングや2要素認証の仕組みを解説

カスペルスキーと静岡大学は6月16日、中高生向けのセキュリティ教育で使える教材を無償で公開した。スマートフォンの画面を模したカード型の教材や教師向けの指導案、説明用のスライドなどがセットになっている。

[荒岡瑛一郎,ITmedia]

 カスペルスキーと静岡大学は6月16日、中高生向けのセキュリティ教育で使える教材を無償で公開した。スマートフォンの画面を模したカード型の教材やワークシート、教師向けの指導案や説明用のスライドなどがセットに。ネットショッピングやキャッシュレス決済の流れを体験しながら、フィッシング詐欺の仕組みや2要素認証の必要性などが学べるという。

使用するカード教材と説明スライドの例(ネットショッピング)
使用するカード教材と説明スライドの例(キャッシュレス決済) 

 中高生はカードを見ながら、その画面が怪しいものかどうかを判断。自分の考えを他の生徒とディスカッションした後、スライドを基に教師から解説を受けるといった流れの授業での利用を想定する。教育機関だけでなく、ボランティア活動などでの利用も認める。ただし有償のセミナーなどで利用する場合は別途申し込みが必要という。

授業の進め方の例

 若者のネット利用を巡っては、2022年に成年年齢に関する民法が改正され、18歳でも親の同意なしにクレジットカードを持てるようになる。教材の開発に携わった塩田真吾准教授(静岡大学)は「(民法改正により)情報漏えいや金銭詐欺もより身近な問題になる。本教材で、早いうちからネットショッピングやキャッシュレス決済のリスクを見極めるスキルを身に付けてほしい」としている。

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