米Microsoftは8月3日(現地時間)、2日に提供を開始したクラウドベースのOS「Windows 365」への申し込みが多く、2カ月無料で使える試用枠が予定数に達したと発表した。専用サイトでは、「試用サブスクリプションが再開したときに通知を受け取るには、サインアップしてください。今すぐ購入するには、こちら(申し込みページ)をご覧ください」となっている。
Windows 365のプログラム管理ディレクター、スコット・マンチェスター氏は「Windows365に対する信じられないほどの反応があり、追加の容量をプロビジョニングする間、無料お試しプログラムを一時停止しなければならない」とツイートした。
Windows 365は、Mac、iPad、Android、LinuxなどのWebブラウザで「Windows 10」と(リリース後の)「Windows 11」の機能を使える企業向けの新サブスクリプションサービス。ログインすると、Windowsで使っているアプリやコンテンツ、設定をMicrosoftのクラウドからログインしたデバイスにストリーミングする。
企業はリモート勤務の従業員のためにPCを支給する代わりに従業員の私物端末から安全に職場の環境にログインさせることができる。
最大300人まで利用可能な中小企業向け「Windows 365 Business Cloud PC」と、ユーザー数無制限の大企業向け「Windows 365 Enterprise Cloud PC」の2つのプランがあり、価格は月額1人当たり2720円から。
Microsoft、クラウド版Windows「Windows 365」のプラン発表 1人当たり月額2720円から
「Windows 365」はWebブラウザで使えるWindows 10/11 Microsoftが8月2日に提供開始
Windows 11戦略で見えてくる、Microsoftの“追い込み”手腕としぶとさCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR