米Googleが記念日などに検索ページトップのロゴを変更する「Google Doodle」が6月25日、ホロコーストの犠牲者であるアンネ・フランクさんを称えるものになった。「アンネの日記」の初版が75年前の同日、オランダで出版されたことを記念したものだ。
Doodleをクリックすると、日記の一部が、日記の内容を基に再現したスナップ写真のようなイラストをあしらった14枚の画像で時系列に紹介される。日記の文章の抜粋には、Webブラウザで設定した言語に合わせた翻訳も表示される。
このDoodleのプロジェクトに協力したAnne Frank Fonds Basel財団は「今日のDoodleは過去への扉を開くだけでなく、現在の意識を高める。今日でも、戦争、民族的疎外、人種差別から逃れた子供たちが世界中に何百万人もいる。このDoodleが彼らの運命を思い出させ、彼らに発言権を与えるのに役立つことを祈っている」と語った。
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