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10年前のエアコン、新型にすると電気代は〇円安くなる節電テック(2/2 ページ)

» 2022年09月28日 12時36分 公開
[ITmedia]
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2011年のエアコンと2021年のエアコンの年間消費電力比較(出典はJRAIAのWebサイト)

 JRAIAによると2011年製の平均値は年間845kWh。2021年製は806kWhでした。

 電気代を27円/kWhで計算すると2011年製のエアコンは2万2815円、2021年製は2万1762円です。つまり買い換えた場合、年間で1053円安くなる計算です。複数のエアコンがあるご家庭なら年間で数千円を節約できます。

 「たった1000円?」と思うかもしれませんが、家電製品としては2011年の時点で十分に成熟していたエアコンを高機能化しながら10年間で省エネ性能を5%改善したのですから、結構すごいことです。

 さらに2年遡って2009年製のデータもチェックしてみます。製造から13年を経た、つまりエアコンの“平均寿命”を迎える機種の消費電力は年間849kWh、2万2923円でした。2021年製のエアコンに買い換えた場合、1161円の節約になります。

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