ゆうちょ銀行は11月15日、ICキャッシュカードの「生体認証機能」を2023年5月14日に終了すると発表した。「顧客の利用状況などを踏まえて判断した」という。
生体認証は、ATM付属の専用端末に指をかざすことで、あらかじめ登録しておいた指静脈パターンと照合して本人確認し、なりすましを防ぐ機能。暗証番号と組み合わせることで、預金の引き出しや送金時などに安全性を高めることができる。
取り扱い終了後は、指静脈情報と暗証番号による取り引きはできなくなるが、ICキャッシュカードとしての機能はそのまま使える。
ATMでの生体認証をめぐっては、三菱UFJ銀行も、「手のひら静脈認証」の終了を発表している。
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