クラウドサービス「Microsoft Azure」の東南アジアリージョンで、2月8日午前5時19分ごろから障害が発生している。分散NoSQLデータベース「Azure Cosmos DB」など複数サービスに影響が出ているという。Microsoftが所有するデータセンターの一つで過剰な電力供給があり、冷却装置「チラーユニット」がオフラインになったとしている。
現在は復旧に向け作業している最中。ハードウェアの損傷を防ぐため、いくつかの機器の電源をオフにしながら作業しており、同リージョン内では関連サービスも影響を受けているとしている。
東・西日本リージョンで障害は発生していない。ただし、Azureの統合管理ツール「Microsoft Azure Portal」では米国、アジア、ヨーロッパなどで障害が発生しているという。こちらは原因などを明かしていない。
米Microsoftのサービスを巡っては、Web会議ツール「Teams」でも8日午前8時ごろから障害が発生している。
Teamsで会議に入れない障害発生中 アジア太平洋地域全域で
Microsoft、AzureやMicrosoft 365などで起きた大規模障害の原因報告 WAN内の全ルータが再計算状態に突入し、パケット転送が不可に
Azure障害は“ほぼ”全世界に影響 「Microsoft 365」「Teams」などにも問題 【追記あり】
Azure障害、ゲームにも影響 「Warlander」「テイルズウィーバー:SecondRun」など
KDDIのクラウド障害、完全復旧には2週間以上かかる可能性【訂正あり】Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR