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ChatGPTを手軽に使えるChrome機能拡張3選 有能なアシスタントを雇った気分になれるかも(1/2 ページ)

» 2023年02月20日 15時01分 公開

 2月上旬にマイクロソフトがChatGPTを検索用にカスタマイズし、さらに高速で正確に動く対話式のAIをWebブラウザの「Edge」と「新しいBing」に導入すると発表しました。私も、先日やっと順番がまわってきたので、新しいBingを試すことができました。

「新しいBingへようこそ」

 とりあえず、信ぴょう性含めて判断するには、自分のことを調べるのがいいので、自分の名前で検索してみましたが、サジェストされた候補を4回ほどクリックするだけで、私と私がデザインしたカバンがあること、そして、そのすてきなレビュー動画をあるところまで辿り着きました。

 まだまだレスポンスは少し遅いですし、リンク先の情報がマウスオーバーで表示されるまでには少し時間がかかりますが、なんとなく分かっているんだけど思い出せない言葉やその周辺情報、全く知らないジャンルのことをなんとなく把握したいときなどには十分に使えます。

 ChatGPTの、ただテキストが並んでいて、その情報の出所は不明で、何がどこまでホントでしれっと適当なことを言ってるのか分からない状態と比較すれば、かなりいいものです。ChatGPTの情報を踏まえ、UIを変えることで、充分にGoogle検索とは違う価値を確かに提供してくれていると思います。

 ただ、これまでの検索もそうであったように使いこなしには慣れが必要ですし、そもそも標準ブラウザをEdgeに変えたくないという人もいるでしょう。ということで、すぐにChromeでChatGPTを使えるChrome機能拡張を3つほどご紹介したいと思います。もはや、ChatGPTの画面を叩いて、そのテキストをまじまじと見ている状況ではないことがよく分かると思います。

いつものGoogle検索にChatGPTの回答も表示してくれる「ChatGPT for Google」

ChatGPT for Google

 普通のテキストによる検索結果に関しては、まだまだGoogle検索を使いたいという人もいるでしょう。でも、ChatGPTで再検索するのも手間です。ということで、いつもどおりに検索したときに、勝手にそのままChatGPTにも問い合わせ、表示してくれればいいわけですよね。

Googleで検索した結果の横にChatGPTの解説が入っています

 そして、Googleの検索結果とChatGPTが出してくれたテキストを比較して、その時自分に必要な方を選べばいいわけですから、これはもう普通に便利です。

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