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ホンダ、独自の「ビークルOS」開発へ 25年投入目指し人材採用を倍増

» 2023年04月26日 18時39分 公開
[ITmedia]

 本田技研工業(ホンダ)は、独自の車載OS「ビークルOS」を開発し、2025年に北米市場に投入する中大型EVから採用する方針を発表した。4月26日の説明会で明らかにした。

ビークルOSの概要

 ビークルOSを基盤として車載ソフトウェアを常時アップデート。クルマを販売した後も機能やサービスを進化させる狙い。

 ソフトウェア独自開発のため人材採用は倍増する。社内には新たにUX・デジタルサービス領域を統括するポスト「グローバルUXオフィサー」を設けるという。

 ホンダは同日、2040年までにEV/FCEVの販売比率を100%にする計画を打ち出し、EVの投入スケジュールや半導体の安定調達を目指した台湾TSMCと戦略的協業、全固体電池を含むバッテリー関連の取り組みなどを発表している。

ホンダが発表した“電動化を含む企業改革に向けた取り組み”の概要。日本では25年に「N-ONE」ベースのEV、26年にSUVタイプを含む小型EV2車種を発売する
次世代電池として期待される全固体電池も独自開発する。24年に実証ラインを立ち上げ、20年代後半の採用を目指す

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