ジェーシービー(JCB)は6月16日、EC決済代行サービス事業者向けに、AIを活用した加盟店の審査・登録システムを開発したと発表した。従来は2、3営業日かかっていた審査・登録が、最短4時間で完了するという。
加盟を希望する店舗の情報を、EC決済代行サービス事業者がJCBのシステムにアップロードすると、不備のチェック判定から審査、マスター登録まで、自動で行われるという。
審査過程では、過去のデータを学習したAIが、外部情報も収集・分析。定められたロジックの範囲で自動審査(判定率90%程度)するという。クラウドで動くため、サービスの柔軟な拡充も可能だ。
JCBは新システムを、安全安心な加盟店網の拡大につなげるとしている。
【訂正履歴:2023年6月22日午前11時 掲載当初、「店頭決済代行サービス事業者向けに」としていたところを「EC決済代行サービス事業者向けに」と訂正しました】
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