　イオンの注意喚起によると「『イオンお年玉』などと称し、抽選会に参加できると述べ、『iPhone15Pro を獲得しました』や『あなたは 50000 円を獲得しました』などと表示され、URLにアクセスするよう促す」という。受け取ったユーザーのSNS投稿によると、「メッセージを20人に送ると5万円が受け取れる」などと書かれているという。

　また、セブン-イレブンをかたる同様なメッセージも出回っており、同社が注意を呼び掛けている。

　IPAはこれらについて「詐欺目的のメッセージと考えられる」とし、URLをタップしないよう注意喚起している。

　同様なフィッシングメッセージは2022年末にも、ローソンやユニクロといった企業をかたる内容で出回っていたようだ。

ヤフーの募金かたる偽サイトに注意　令和6年能登半島地震に便乗
LINEヤフーが設立した「Yahoo!ネット募金」や募金サイト「Yahoo!基金」をかたるフィッシングサイト・メールを確認したとして、同社が1月3日から注意を呼び掛けている。
フィッシングによる不正送金被害が過去最多　金融庁と警察庁が注意喚起
金融庁と警察庁は25日、フィッシングとみられる手口によってネットバンキングのIDとパスワードが盗まれ、預金を不正に送金される被害が広がっているとして連名で注意喚起した。
「娘のアレルギー情報はこちら」→マルウェアDLさせる　ホテルなど狙うサイバー攻撃増加
「宿泊を楽しみにしていますが、娘は特定の食べ物にアレルギーがあります。以下のURLよりダウンロードしてご確認お願いします」。こんなメールでマルウェアをダウンロードさせる宿泊業向けサイバー攻撃が増加している。
マイナポイント事務局かたるフィッシング増加中　「ポイントが失効する」などウソで誘導
マイナポイント事務局をかたるフィッシングの報告が増えている。メールで「マイナポイントが間もなく失効する」などと案内して偽サイトに誘導し、クレジットカード情報や住所、氏名などを入力させる。