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GAFAMならぬ「GAFA“L”」目指すローソン、KDDIが4971億円でTOBへ 三菱商事との共同経営に(1/3 ページ)

» 2024年02月06日 23時00分 公開
[山川晶之ITmedia]

 KDDIは2月6日、コンビニエンスストア大手のローソンに対し、株式の公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。4月ごろ開始予定で取得金額は4971億円に上る。なお、ローソン株の保有比率は三菱商事が50.1%、KDDIが2.1%、その他が47.8%だが、TOB実施後は三菱商事50%、KDDI50%の共同経営となる。これにともないローソンは上場廃止する。

KDDIがローソンを4971億円でTOBへ

 これにより、1万4600のローソン店舗、2200のauショップというリアル店舗ネットワークを構築。ローソン店舗/auショップで、両社の商品やサービスを取り扱う他、KDDIとローソンが持つ会員情報(ユーザー属性・購買情報)を連携した顧客データ基盤を活用することで、ユーザー満足度/ロイヤリティ向上を目指す。ローソンへの送客を見込んだ新サービスの開発・提供も見込むという。

ローソン店舗でKDDIのサービスを、auショップでローソンの商品・サービスを展開するという

 KDDIのDX知見や技術提供による、店舗オペレーションの最適化なども実施する。ローソン店舗でのリモート接客や、ドローンを使った遠隔地への配送、AIを活用したバリューチェーンの最適化なども検討に入っている。また、グリーンテック領域や防災・備災分野として、太陽光発電やEVの充電スポット、地域の防災拠点といった社会インフラの側面も強化する。

KDDIのDX知見や最新技術をローソンのオペレーションに活用
グリーンテックや防災・備災への取り組みも強化する
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