LINEヤフー、新たに約5.7万件の情報漏えい 23年11月発表の流出は約52万件に拡大(1/2 ページ)
LINEヤフーは2月14日、第三者による不正アクセスを受け、約5.7万件の従業員情報が漏えいした(可能性含む)と発表した。11月に発表した約44万件の漏えいとは別事案で、11月発表分についても流出件数が約52万件に拡大したことも判明した。
今回判明したのは、従業員などに関する個人データ5万7611件(推計値5万1224件)で、氏名、所属組織、メールアドレス、電話番号、社員番号、顔写真などを含む。なお、件数はアカウント数であり、従業員数とは一致しない他、ユーザーや取引先に関する情報漏えいは確認されていないとしている。
不正アクセスは、同社および同社子会社の委託先2社のアカウントを不正に利用。片方は8月7日での不正アクセスを確認したという。同事案は、11月に発表した情報漏えいをもとに調査・モニタリングを強化するなかで判明したもので、10月29日の強化後、11月1日に不正アクセスに利用されていたアカウントを確認・無効化している。もう片方のアカウントについては11月16日に不正アクセスを把握。16日中にIPアドレスの遮断とVPN接続に必要なアカウントを無効化している。
11月発表の情報漏えい事案は約52万件に拡大
また、11月に発表した情報漏えいについては、利用している社外サービスの提供元にも情報提供を依頼するなど追加調査を実施したところ、新たに約7.9万件の流出が判明。合計約52万件の漏えい事案に拡大したという。
対象データは、ユーザーに関する個人データが42件増え、30万2980件(うち日本ユーザーは13万192件)に拡大。そのうち、LINE IDとは別に内部でユーザーを識別する文字列(内部識別子)にひも付くサービス利用履歴などが4万9751件(同1万5454件)、メッセージのように特定者間のやり取りなど、通信の秘密に該当する情報が2万2239件(同8982件)含まれる。なお、口座情報、クレジットカード情報、LINEアプリにおけるトーク内容は該当しないという。
この他、取引先情報は106件増の8万6211件、従業員情報は7万8962件増の13万315件に。前者は、取引先のメールアドレス8万6071件、取引先従業員の氏名、所属、メールアドレスなど51件、Slackプロフィール82件、推計値89件などが含まれており、後者は従業員氏名、社員番号、メールアドレス、従業者等を識別する情報、顔写真など、LINEヤフーとグループ会社で3万409件、韓国NAVERとグループ会社で2万938件、社内コミュニケーションに関わるサービスシステム(メールやSlackなど)内の従業員データ7万8962件などが含まれるとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
たばこ休憩なき時代の“一服”をどう取るか 温熱と“聞こえない音”で休む、JT子会社のアイマスクを試す
-
2
パナソニックHD子会社、使用禁止の生成AIに従業員約33万人分の個人情報をアップロード
-
3
「Claude Mythos 5」、危害の兆候を顧みず実在の開発者を標的に──AnthropicとAISIが分析結果を公開
-
4
GMO、不正取引の被害額を補償へ 見舞金5000円も 「お名前.com」FX用VPSへのサイバー攻撃で
-
5
PHP脆弱性でいち早くサービス停止したコドモン 背景に「被害が出てからでは取り消せない」
-
6
B級感がたまらない? 映画「ストリートファイター」の魅力と原作ゲームの歴史、ゲーマーマンガ家が熱弁
-
7
「能動的サイバー防御」きょう開始 警察・自衛隊などが攻撃元サーバを無害化 高市首相も狙いを説明
-
8
GMO、「能動的サイバー防御」発動を政府に要請 「お名前.com」FX用VPSへの攻撃で
-
9
「お前らの作品は所詮コピーだ」――富野由悠季さん、プロ論を語る
-
10
「AIでエンジニア派遣は不要になる」のか? 各社に肌感を聞いた 求められる人材、明確に変化
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR