東京都は1月、大学に眠る技術やアイデアを事業化させる「大学発スタートアップ創出支援事業」に芝浦工業大など10大学を選定したと発表した。
都は国際的に活躍できるスタートアップ創出をはじめ、イノベーションを生み出す官民協働の拡大に取り組んでいる。同事業では大学の研究の具現化に向けた事業化促進型支援のほか、起業・新事業創出につながる体制づくりを加速させる環境構築型支援を実施。活動資金の提供や企業とのマッチングなどを実施する。
このうちグローバル理工学人材の育成を目指す芝浦工大では、テラヘルツ波を活用したコンクリートインフラや電線内部診断、迅速な血液中の抗菌薬測定など将来性のある研究に力を入れ、スタートアップ創出を目指す。
他に選定されたのは、東京、東京工業、慶応、順天堂、武蔵野、帝京、電気通信、東京理科、武蔵野美術──の9大学。
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