米OpenAIは4月1日(現地時間)、チャットAI「ChatGPT」を185カ国でサインアップしなくても誰でも使えるようにしたと発表した。日本も含まれる。
サインアップしないで使用すると、一部の機能やカスタマイズオプションが制限される。例えば、過去の対話履歴にアクセスしたり、特定の設定を永続的に保存することができない。また、一部の高度な機能や、より多くのリソースを消費する可能性のある機能へのアクセスが制限される場合がある。
使えるのはサインアップしてサブスクはしていないユーザーと同じGPT-3.5だ。
対話やフィードバックをモデルのトレーニングに使用されないようオプトアウトすることも可能だ。画面右下にある(?)をクリックして表示されるメニューで「Settings」を選び、初期設定で有効になっている「Improve the model for everyone」をオフにすれば、データをトレーニングに使わないという。
また、「より幅広いカテゴリでのプロンプトや世代のブロックなど、追加のコンテンツ保護手段も導入した」としている。
これで「AIの可能性に興味はあるが、アカウントをセットアップする手順を踏みたくない」人も試せるとOpenAIは説明した。
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