　JRE BANKユーザーの特典として、JR東日本営業路線内の片道運賃・片道料金を4割引する。判定にあたり条件が設けられており、資産残高50万円以上でかつビューカード利用代金の引き落としで1枚、給与などの受け取りで2枚、その両方で3枚もらえる。資産残高が300万円以上の場合は、前者で2枚、後者で3枚、両方で5枚となる。判定は年2回のため、年間で最大10枚プレゼントするという。

JRE BANKでもらえる特典・サービス概要

　JR東日本が選んだどこか1つの駅まで往復利用できる「どこかにビューーン！」を通常利用から2000ポイント割引する。こちらにも条件があり、資産残高が50万円以上かつビューカードの引き落としで1枚、給与などの受け取りで2枚、両方で3枚となる。判定は年4回のため、年間で最大12万もらえる計算になる。

　その他、モバイルSuica限定だが、普通列車グリーン車を無料で利用できるSuicaグリーン券も提供（年4回判定、最大年4枚プレゼント）する。こちらは、残高が50万円以上であれば対象となる。

片道運賃4割引やグリーン券付与の詳細

　JRバス関東の無料クーポンや、「GRANDUO」のワンドリンクサービス、JR東日本ホテルズの対象ホテルでの特典・割引、JRフルーツパークのフルーツ狩り料金の割引、NewDays店舗での特典・割引、駅レンタカー「トレン太くん」の割引なども用意している。

その他JR東日本グループ企業でもらえる特典など

JR東、ネット銀行に参入　2024年春にスタート　ATMの現金引き出し手数料無料
JR東日本は、同社子会社のビューカードとともに、デジタル金融サービス「JRE BANK」を2024年春に開始すると発表した。資産を増やすという金融サービスの価値に加え、JR東日本グループの事業領域を生かした特典の提供などを予定している。
JR東、JREポイントにステージ制導入　上位ステージには「TRAIN SUITE 四季島」優先申し込み権など
JR東日本は共通ポイント「JRE POINT」に10月からステージ制を導入する。6カ月間の利用状況をもとに、4段階の会員ステージを判定し、上位ステージには期間限定ポイントアップキャンペーンや、JR東日本グループ店舗での優待などを提供する。
JR東「回数券」の販売を9月末に終了　Suicaのポイントサービスで代替
JR東日本は26日、普通回数乗車券（回数券）の販売を9月末で終了すると発表した。代替サービスとして「Suicaリピートポイントサービス」を挙げている。
JR東、「オフピーク定期券」で5％ポイント還元　10月には値下げも　普及目指し“割安感”アピール
JR東日本は5日、「オフピーク定期券」の普及に向け、3月25日以降に有効となるものについて購入時にJRE POINTで5％還元すると発表した。10月には値下げも実施する。
JR東、グループの共通ポイント「JRE POINT」開始　Suicaポイントも統合目指す
JR東日本グループ共通のポイント「JRE POINT」が来年2月から順次スタート。将来は「ビューサンクスポイント」「Suicaポイント」も統合を目指す。