経済産業省は6月4日、2024年の夏は節電要請を行わないと発表した。10年に一度の厳しい暑さを想定した電力需要があっても、安定供給に最低限必要な予備率3%を全エリアで確保できているため。
6月3日に開いた「電力・ガス基本政策小委員会」で確認した。全エリアで節電要請を行わないのは2021年以来3年ぶり。
ただ、確保している供給力の中に老朽化した火力発電所が含まれているなど構造的な課題を抱えているとし、発電事業者には保安管理の徹底を求めるなど、供給力対策を講ずる。
今年の夏は東京エリアのみ「節電」呼び掛け 背景は?
エアコン掃除、自分でやっていいのはココまで!
エアコンの室外機に“濡れタオル”はあり? なし? ダイキン、SNSで話題の「節電術」を検証
「エアコン我慢しないで」 5月の熱中症搬送者は一昨年の2.2倍、3割は住居でCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR