オンラインゲームのアカウント売買サイトに不正ログインして取引を行い、利益を得たとして、警視庁サイバー犯罪対策課は不正アクセス禁止法違反などの疑いで、浜松市の会社員の少年(17)を再逮捕した。「お金が欲しかった。この稼ぎ方で400万円くらいもうけた」などと容疑を認めている。
同課によると、少年は自身のオンラインゲームアカウントを「強いアカウント」と称して売買サイトに架空出品。購入申し込みをしてきたユーザーに、偽サイトのリンクを送ってIDとパスワードを盗み取った上、勝手にログインして取引を成立させ、売上金をだまし取っていた。SNSやインターネットで手口を学び、2022年から少なくとも100回以上繰り返していたとみられる。
再逮捕容疑は23年12月、ゲームアカウント売買サイトに10代少年らのIDとパスワードで不正ログインし、自身がサイトに架空出品していたアカウントの購入手続きをして売上金として約9000円をだまし取ったとしている。
少年はコンピュータウイルスを使って偽サイトで他人にIDなどを入力させたとして、5月に不正指令電磁的記録供用の疑いで逮捕されていた。
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