Brave groupが運営する複数のVTuberオーディション企画で、Googleフォームの設定不備により個人情報が漏えいした問題で、同社は7月2日、さらなる情報漏えいの可能性が判明したと発表した。
漏えいの可能性が分かったのは、グローバル向けの「Brave group総合オーディション」に応募した2139人の情報で、氏名、住んでいる国、生年月日、使用SNS、志望動機など。
応募者の入力内容を閲覧できるGoogleフォームの「編集URL」が、「URLを知っている全員が閲覧可能」に設定されていたことが原因。6月4日〜25日にかけ、第三者が個人情報を閲覧可能な状態だったという。
また、6月4日〜25日に「ぶいすぽっ!切り抜き動画」にチャンネル許諾を申請したユーザーの情報も、同様に第三者が閲覧可能な状態だったことが分かった。氏名・住所などの入力は求めていなかったため、個人情報に該当する可能性の高い情報が含まれる申請は2件だけだったという。
Brave groupはこれまでに、自社運営の「Brave group総合オーディション」と、子会社が運営するVTuberプロジェクト「ぶいすぽっ!」、「HareVare VLiverオーディション」の3つのオーディションで、累計約1万人の個人情報が流出した可能性を発表している。
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