カシオ計算機は11月28日、ランサムウェア被害の影響で一時停止していた修理受付を12月9日に再開すると発表した。ただし修理品の返却までに「通常よりかなり時間がかかる」としている。
時間がかかるのは、現在も預かっている修理品が多く、再開後も多くの依頼があると予想されるため。また、Webの修理受付サービスや修理受付フォームは不具合のある状況が続いており、再開については確定次第改めて公表するとしている。
カシオは、10月にランサムウェア攻撃を受け、サプライチェーンに関する社内システムが停止。新製品の発売延期や商品発送の遅延、決算手続きの遅れなど多方面に影響が出た。修理でも納期の遅延や滞留が発生し、10月21日から個人向け製品の修理受付を一旦停止していた。
カシオ、個人向け製品の修理受付を一時停止 ランサムウェア被害の影響
カシオ、初代“G-SHOCK”を復刻して定番モデル化
「不当な要求には応じない」 カシオ、ランサムウェア攻撃で身代金の要求を拒絶 販売機会の損失は約130億円
サウナ好きによるサウナ好きのための腕時計「サ時計」、カシオがクラファン実施
NHKのネット受信契約(案)が“ダークパターン”過ぎて見過ごせない件(前編) NHKの見解は?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR