米Metaは3月13日(現地時間)、米Xが提供しているような「Community Notes」(コミュニティノート)のテストを、開始すると発表した。まずは米国のInstagram、Facebook、Threadsで、18日にスタートする。
同社は1月、2016年に開始した投稿のファクトチェック機能を廃止すると発表した。その際に、コミュニティノートプログラムへの移行計画も発表していた。
1月にコミュニティノート参加者を募集したところ、既に約20万人がウェイティングリストに登録済みという。
新プログラムの評価システムにはXがオープンソースで公開しているアルゴリズムを採用する。
コミュニティノートには500文字までという制限があり、さらに指摘を裏付けるリンクの追加を義務付ける。
X同様に、さまざまな視点を持つ投稿者が大筋で同意しない限り、ノートは公開されない。また、表示されるノートに筆者名は表示されない。
米国以外ではまだサードパーティによるファクトチェックシステムを継続するが、将来的にはコミュニティノートを世界規模で拡大する計画だ。
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