メルカリが6月12日にガイドラインを更新し、素材や品質が不明にもかかわらず、高価なものと誤解させるような出品などを明確に禁止する。同社が5日に予告した。
新ガイドラインでは、説明の内容が虚偽であるかを問わず、商品について誤解を招く記載を禁止する。旧ガイドラインでは「虚偽の設定や情報により誤解を招く出品」を禁じていたが、新ガイドラインでは「虚偽の情報もしくは誤解を招くおそれがある情報の記載」を禁止する。
禁止行為の具体例も追記。高価なものと誤解させるような出品に加え、宝石や貴金属ではない模造品を、本物の宝石や貴金属かのように説明して出品する行為を明確に禁止する。
メルカリでは遺品整理をうたい、高級品が混ざっている可能性を示唆しつつ品質が不明な宝飾品などを販売するケースが散見される。今回の改定は類似の出品を抑止する対応の可能性がある。
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