AI学習用の画像を投稿→換金可能なポイント獲得 1枚数十円~数百円 フォトストック事業者から新サービス
指定された構図・被写体・角度の写真を撮って提出すると、換金可能なポイントがもらえる──ストックフォト事業などを手掛けるイメージナビ(札幌市)が、6月29日にこんなWebサービスを始める。同社がAI開発事業者などから有料で受けた依頼を基に写真を募集。ユーザーは条件に合った写真を撮影・提出し、審査に通ればポイントを受け取れる仕組みだ。
サービス名は「ミツカルモール」。ポイントは1点につき1円として引き換え可能。引き換えた現金は指定の口座に振り込まれる、ただし、500ポイント以上ためないと引き換えできない。写真1枚当たりの報酬については「案件ごとに異なるが、1点当たり数十円~数百円分のポイント付与となる予定」(イメージナビ)という。
ただし他人の著作物や自分以外の人物が写り込んでいる場合は、撮影者が権利者に都度許諾を取る必要がある。提出時にも、許諾の有無に関する規約への同意が求められる。写真が指定の条件に合うかなどの審査はイメージナビが受け持つ。集めた画像は、AIの学習用としてAI開発事業者に渡し、他の用途での利用は認めず、ユーザーの個人情報や、不採用となった写真は提供しない。
AI開発事業者などからの依頼は、違法性がなければ写真のジャンルを問わず受け付ける予定。「プライバシーには十分留意しつつ、顔の画像なども要望があれば収集できれば」(イメージナビ)
11日にはサービス開始に先行して、ユーザー登録の受付も開始。募集する写真や、求められる条件の例も紹介している。
リリース時点ではAI開発事業者などと写真を撮影するユーザーをイメージナビが仲介する形だが、年内には両者が直接取引できるサービスも展開する予定だ。イメージナビはAI開発事業者向けに、ストックフォトから素材を提供するサービスや、プロカメラマンがオーダーメイドの写真を撮影するサービスなども提供する予定。
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