フリマアプリ大手メルカリは8月29日、偽造品が流通して問題となっていたビジネスホテル「東横イン」の無料宿泊券を出品停止にすると発表した。
メルカリによると、東横インから偽造宿泊券が流通していると連絡があり検討した結果「取引上の安全性を確保できない」と判断した。該当商品を確認した場合は順次削除するとしている。
東横イン本社は今年5月に偽造宿泊券が出品されているのを把握。不自然な日本語表記が記載されるなど粗雑な作りのため、実際に使用に至ったケースはないものの、相当数が出回っているとして6月にメルカリ側に取り扱い中止を要請した。 その後も対応が取られなかったため、8月下旬にも改めてメルカリに対し取り扱い中止を求めていた。
メルカリは規約で「現金、金券、カード類」を売買禁止としている。担当者は宿泊券について「特定の宿泊サービスを受ける権利を証明するものであり、現金同等物とは性質が異なり、金券類には該当しない、という整理をしておりました」とコメントした。
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