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「気軽に楽しむ機会が奪われる」 WBCスポンサーがネトフリ独占配信に懸念表明

» 2025年09月02日 19時03分 公開
[産経新聞]
産経新聞

 来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で米動画配信大手のNetflixが日本国内の独占放送権を獲得したことを巡り、WBCのスポンサーとなっている人材サービス大手ディップが、「WBCを気軽に楽しむ機会が奪われてしまうのではないかと危惧しています」などとSNSで懸念を表明した。

photo 第5回WBCで優勝し喜びを爆発させる(左から)大谷翔平、山本由伸、ダルビッシュ有ら侍ジャパンナイン =米フロリダ州マイアミのローンデポ・パーク

 ディップはこの日、Xの公式アカウントを更新。「WBC放送・配信権に関する見解」のタイトルで投稿した。投稿では「WBCの放送・配信権について、懸念を表明します」とした上で、「より多くの人々に感動を届けるため、今回のような国民的なスポーツイベントは広くあまねく視聴出来る環境を準備するべきだと考えます」と見解を示した。

 ディップは来年3月に行われるWBCの東京ラウンドでメーンスポンサーとなることを発表。同社はドジャースの大谷翔平選手とアンバサダー契約を結んでおり、同社のCMにも出演している。

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