楽天銀行は12月9日、キャッシュカードの代わりにスマートフォンアプリを使ってATMを利用できるサービス「スマホATM」の提供を開始した。「楽天銀行アプリ」で、セブン銀行ATMまたはローソン銀行ATMに表示された二次元バーコードを読み取ることで、現金の入出金が可能になる。
利用者はアプリにログイン後、「スマホATM・入金」メニューをタップし、入金または出金を選択。その後、ATM画面で「スマートフォン」を選ぶと表示される二次元バーコードをアプリで読み取り、アプリに表示された「企業番号」をATMに入力すると、入出金に進むことができる。出金時には暗証番号の入力も必要となる。
楽天銀行は、キャッシュカードを持ち歩く必要がなくなることで、利便性の向上の他、紛失や盗難リスクの軽減にもつながるとしている。
スマホアプリだけでATMを利用できるサービスは、2017年にauじぶん銀行がセブン銀行ATMで初めて導入。以後、住信SBIネット銀行やPayPay銀行といったネット銀行の他、ゆうちょ銀行や複数の地方銀行が採用している。
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