米Netflixは、アバター作成プラットフォームを提供するエストニアのReady Player Meを買収した。Ready Player Meのティム・トケCEOが自身のLinkeInで発表した。Ready Player MeのWebサイトによると、同社はオンラインアバター作成ツール「PlayerZero」を含むサービスを2026年1月31日に終了する予定だ。
Ready Player Meは、2014年創業のメタバースやゲーム向けの汎用3Dアバター作成プラットフォームを提供する非公開企業。ユーザーが自分の顔写真をアップロードすると、AIがその特徴を捉えた3Dアバターを自動生成するというサービスだ。生成されたアバターは、髪型、服装、アクセサリーなどで自由にカスタマイズできる。
トケCEOは「私たちのチームはNetflixに加わり、クロスゲームアバター技術を通してNetflixのゲーム戦略に貢献していきます。この技術により、プレイヤーはゲーム間でアイデンティティとファンダムを共有できるようになります」と語った。
Netflixは2021年にゲーム分野への進出を発表し、複数のゲームスタジオを買収している。だが近年、買収したスタジオの多くを閉鎖しており、戦略の転換を模索している状況だ。
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