スカーレット・ヨハンソンやケイト・ブランシェット、R.E.M.などの800人を超える著名クリエイターやアーティストは1月22日、AI企業による自分たちの肖像や作品の「盗用」を非難する新たなキャンペーン「Stealing Isn’t Innovation」(盗みはイノベーションにあらず)を開始した。
このキャンペーンには、AI企業が米国のクリエイターの作品を「著作権法を無視し、許可なくAIプラットフォームを構築」するために利用していると非難する声明が含まれる。
さらに、「アーティストや作家をはじめとするあらゆるジャンルのクリエイターが、シンプルなメッセージのもとに団結している。私たちの作品を盗むことは革新ではない。進歩でもない。単純に言えば、窃盗だ」と謳っている。
スカーレット・ヨハンソンは2024年、米OpenAIの音声アシスタントが自身の声に似た音声を使ったことでAIを巡る論争に巻き込まれ、この行為に「衝撃を受け、信じられない思いだ」と表明している(その後、OpenAIはChatGPTからその音声を削除した)。
このキャンペーンを主導するのは、全米レコード協会(RIAA)、プロスポーツ選手組合、SAG-AFTRAなどのパフォーマー組合を含む団体で構成されるHuman Artistry Campaign。このメッセージは、The New York Timesなどの主要ニュースメディアに全面広告として掲載されており、AI開発における「透明性」と「同意」の徹底を求めるクリエイター側の怒りが、かつてない規模で表面化している。
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