米Adobeは3月11日、「Adobe Photoshop」(Web/モバイル)の新機能「AIアシスタント」のパブリックβ版を公開した。「不要な人物を消して」「背景を変えて」と言葉で指示するだけで画像編集ができる対話型AIで、2025年10月の「Adobe MAX 2025」でプライベートβ版として提供されていた機能だ。
AIアシスタントは、「不要なものを削除して」「背景を変更して」「ライティングを明るくして」「色味を整えて」など編集内容を言葉で入力すると、AIが自動で処理を実行。AIに一括で任せるか、ステップバイステップで操作手順を確認しながら進めるかを選択できる。Photoshopのモバイル版では音声での指示にも対応する。有料ユーザーは4月9日まで無制限で利用可能(無料ユーザーは20回まで)だ。
Photoshop web版には「AIマークアップ(ベータ)」も追加された。画像の上に直接描き込んでエリアを指定し、プロンプトで変更内容を指示できる機能で、指定箇所に花や山を追加するといった操作が数秒で完了するという。
生成AI「Firefly」上で利用できる画像エディターに、「生成塗りつぶし」「生成削除」「生成拡張」「生成アップスケール」「背景削除」の5機能が加わった。生成/アップロードした画像を編集できるもので、生成塗りつぶしはコンテキストに応じた結果で要素の追加や置き換えができ、背景削除はワンクリックで被写体を切り抜く。
なお、Fireflyは自社モデルだけではなくパートナーモデルの拡充を進めており、Googleが直近で発表した「Nano Banana 2」をはじめ、OpenAIの「Image Generation」、Runwayの「Gen-4.5」、Black Forest Labsの「Flux.2 [pro]」 など、25種類以上のAIモデルにアクセスできるという。
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