Netflixは3月25日、日本国内で独占配信した「2026 ワールドベースボールクラシック」(以下、WBC)全47試合を3140万人が視聴したと公表した。Netflixで日本コンテンツを統括する坂本和隆氏は「Netflixとして国内初となる本格的なスポーツライブ配信を無事に完遂することができた」としている。
ライブ配信と試合終了後24時間以内のアーカイブ視聴を集計した。ビデオリサーチ独自の推計データを基に、一人が一つ以上のデバイスで視聴した場合を含む延べ接触人数となっている(出典:Netflix、以下同)最も注目を集めたのは3月8日夜に行われた「日本対オーストラリア」戦で1790万人だった。とくにライブ配信は、日本における同社の単一タイトルとして史上最多の視聴を記録した。さらに「日本対韓国」戦の1786万人、「日本対ベネズエラ」戦の1726万人と続く。
日本戦以外では「アメリカ対ベネズエラ」「オーストラリア対韓国」「アメリカ対カナダ」がトップ3だった。期間中に“日本戦以外”を少なくとも1試合以上視聴したユーザーは約55%に達しており、「日本の多くの視聴者にとっては侍ジャパンが入口となり、参加した20の国と地域すべてのチームへと視聴が広がった」とみている。
Netflixのログデータを基に、ビデオリサーチ独自の数理モデルを用いて視聴者の年齢や性別といった属性データを調べたところ、いくつかの傾向があることも分かった。例えば視聴者数の30%超が35歳未満で、男女比では約48%が女性だった。「NetflixによるWBC配信が、日本における従来の野球ファン層を大きく広げた。特に若い人々と女性視聴者の獲得に寄与した」としている。
今回のWBCは、地上波放送がなかったことで高齢者層が置き去りにされたという批判の声が上がるなど物議を醸した。また中継映像の制作を日本テレビが請け負うなど、放送局と配信事業者の関係性も話題になった。
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読売新聞「当社を通さずに……」 Netflixの「ワールドベースボールクラシック」独占配信が物議Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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