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IEEE、PCの環境問題対応標準「IEEE 1680」を発表

PCの「環境問題対策適合」に関するIEEE標準が発表された。2006年6月から登録が開始される。

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 米電気電子技術者協会(IEEE)は3月30日、米環境保護庁の協力で策定した新しいIEEE標準「IEEE 1680」を発表した。「パーソナルコンピュータ製品の環境アセスメント標準」で、コンピュータを購入、使用、廃棄する際に環境への悪影響を少なくすることを目的としたものだという。

 IEEEによれば、この新標準は企業や公共機関の購入決定における、環境適合ガイドラインを助けるものになるという。IEEE 1680は素材選択、エネルギー保存、製品寿命、ライフサイクル拡張、パッケージング、企業業績という8カテゴリーにおける基準を示す。

 IEEE 1680準拠の製品登録、認可システムは米環境保護庁に権限を与えられたGreen Electronics Councilが管理するElectronic Products Environmental Assessment Tool(EPEAT)により実施される。IEEE 1680基準に適合したコンピュータ製品の登録は2006年6月からwww.epeat.netで開始される。

 「この総合的標準は、コンピュータやディスプレイを比較し選ぶときに、一貫した環境基準を希望する購入部門からの強い要望に応えるものだ」とIEEE 1680作業部会の議長であるホリー・エルウッド氏は説明している。

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