「Xであなたをブロックした人が分かる」サイト拡散 ソースコードを見たら、IDとパスワード外部送信(1/2 ページ)

 X上で「あなたをブロックしている人の状況を確認できる」とうたうWebサービスが拡散している。XのIDとパスワードの入力を求める作りだが、ITmedia NEWS編集部がページのソースコードを見てみたところ、入力した情報をそのまま外部のサーバへ送っていた。画面に出る人数もランダムな数値で、認証情報を盗むフィッシングサイトとみられる。

XのIDとパスワードの入力を求める偽サイトの画面

 問題のサイトは、米Cloudflareの無料ホスティングサービスで作ったもの。でたらめなIDとパスワードを入れて「ブロックをチェックする」ボタンを押すと、「診断完了」の画面に切り替わり、「ブロックしてる人数」として数値を表示した。ただ、この数値はページ内のスクリプトが生成した乱数で、実在しないアカウントのIDを入れても人数が出るなど、信ぴょう性はない。

「診断完了」として人数を出す結果画面

 入力情報の送信先は、Cloudflare上に用意されたアドレス1カ所のみ。ボタンを押すと、IDとパスワードを暗号化しないままそこへ送る仕組みで、アドレスにはXの旧称をもじった文字列を使っている。

人数を作っている部分のソースコード。乱数で2〜46人の範囲の数字を出しているだけだ

 結果画面の下部には「Xで結果をシェアする」ボタンが表示される。押すと診断結果を装う文面が入った投稿画面が開き、体験談を装った投稿で次の利用者を呼び込む導線になっている。

送信先を指定した部分のソースコード。情報を集めるための収集用サーバを指している
印刷する
SNSでシェア
SpecialPR

この記事の著者

関連記事

こんなメディアも見られています

ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。

メールマガジンを配信中
メールマガジンを配信中

国内外の業界動向、AIやクラウドなどの最新技術、キャリア情報など今知りたい情報をまとめてお届けします。

いますぐご登録

本日の新着記事

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

ITmedia NEWS SNS

X @itmedia_newsをフォロー

インフォメーション

ITmediaNEWSをフォロー

あなたにおすすめの記事PR