世界長者番付、ビル・ゲイツ氏は今年も2位 Facebook CEOが大きくランクアップ
毎年恒例のForbes長者番付で、最年少億万長者であるFacebookのマーク・ザッカーバーグCEOが前年の212位から52位に大幅ランクアップ。グリーの田中社長も721位から540位へと上昇している。
Forbes誌は3月10日、毎年恒例の世界長者番付を発表した。最年少億万長者であるFacebookのマーク・ザッカーバーグCEOが52位に入った。
2011年の世界最大の富豪は、前年に続いてメキシコの通信会社を経営する「通信王」カルロス・スリム・ヘル氏。推定資産は740億ドルと、前年の535億ドルから大幅に増加している。2位は前年と同じくMicrosoft会長のビル・ゲイツ氏で、推定資産560億ドル。3位は著名投資家のウォーレン・バフェット氏(推定資産500億ドル)。
このほかIT業界では、Oracleのラリー・エリソンCEOが5位(推定資産395億ドル)、Google創設者のラリー・ペイジ氏とサーゲイ・ブリン氏が24位(同198億ドル)、Amazonのジェフ・ベゾスCEOが30位(同181億ドル)、Dellのマイケル・デルCEOが44位(同146億ドル)、Microsoftのスティーブ・バルマーCEOが46位(同145億ドル)に入った。
映画「ソーシャル・ネットワーク」で話題になったFacebookの創設者でCEOのマーク・ザッカーバーグ氏は、前年の212位から今年は52位に大幅ランクアップ。推定資産は40億ドルから135億ドルと約3倍になった。ザッカーバーグ氏の友人で創設時からFacebookにいるダスティン・モスコビッツ氏も推定資産27億ドルで420位に入ってる。両氏とも26歳で、最年少の億万長者だ。Facebookは最近、165億ドルの評価額をつけたと報じられている。
日本のIT業界関係者では、ソフトバンクの孫正義社長が113位(推定資産81億ドル)、楽天の三木谷浩史社長が182位(同56億ドル)、任天堂相談役の山内溥氏が232位(同46億ドル)、GREEの田中良和社長が540位(同22億ドル)となっている。田中氏は前年の721位(推定資産14億ドル)から大きく上昇している。
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