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戦艦「武蔵」、海底で見つかる MS創業者ポール・アレン氏が報告

旧日本海軍の戦艦「武蔵」が海底で見つかったとして、ポール・アレン氏がTwitterで写真を公開した。

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 米Microsoftの共同創業者ポール・アレン氏が、旧日本海軍の戦艦「武蔵」を海底で発見したとして、Twitterで写真を公開した。

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ポール・アレン氏のTwitterより。菊花紋章が設置された船首部分のようだ
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漢字が見えるバルブ

 武蔵は旧日本海軍の大型戦艦で、大和型の2番艦。1944年10月24日、レイテ沖海戦で米軍機の猛攻を受け、シブヤン海(フィリピン)で撃沈された。当時の様子は生還した乗組員、渡辺清氏による「戦艦武蔵の最期」に記されている。

 アレン氏はビジネスの一線を退き、慈善事業やSETI協会への寄付など、さまざまなプロジェクトの支援などを行っている。今回の発見もその1つのようだ。

 アレン氏によると、武蔵はアレン氏が所有する巨大ヨット「オクトパス」が深さ1000メートルの海底で発見。菊花紋章が設置されていた船首や巨大ないかりが見つかり、漢字が記された日本製と見られるバルブから確認できたという。

 アレン氏は「戦死した武蔵の乗組員1023人よ、安らかに」と弔っている。


 大和型1番艦「大和」は、1980年代から何度か沈没地点で海底の映像がとらえられている。

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