Google Home Miniが英語しか分からない人になって困った話（解決済み）：Googleさん
マカロンみたいな「Google Home Mini」をさっそく購入して設定。設定はとても簡単でしたが、なぜか英語しか話さない子になってしまったのでした。
この「Googleさん」という連載コラムをやっているのに「Google Home」購入は見送りました。でも今日、「Google Home Mini」（6480円）を近くのauショップで買ってきました。
音質には期待できないと聞いていたので、「Chromecast Audio」(4970円)も近所のヨドバシカメラで（ポイントで）購入。
Boseのスピーカーに昨夜のうちにケーブルを指して準備しておいたので、まずはChromecast Audioをスピーカーに接続。
Google Home Mini（以下、Mini）はコンパクトなので、仕事用PCの隣にいてもらうことにしました。
ちょっと困ったのは電源プラグが結構幅を取ること。デザインに凝るのはいいんですが、この丸っこいのは無駄だと思うなぁ。
メインスマートフォンのNexus 5Xには既に「Google Home」アプリがインストールしてあるので、設定は簡単でした。Miniが勝手にWi-Fiを捕まえてくれていたので、設定画面に出てきて、あとは自分のアカウントと紐付けるだけ。
ところがここで問題が。これはとても特殊なケースだとは思うんですが、最初は日本語を話してくれたMiniが、設定完了したら、いきなり英語をしゃべり始めたのです。
私は海外速報担当という仕事柄、自分のメインのGoogleアカウントの第一言語を英語にしているのです。そうした方がGoogle検索で英語圏の最新情報を検索しやすいからです。なので、Miniも英語設定になってしまったのでした。設定するときは「Ok Google」と「ねぇ Google」を音声入力したのに、「ねぇ Google」は通じない人に。「Can't you speak Japanese?」とぶしつけな質問をしたら、まだできないと英語で答えるMini。
アカウントをMiniから削除して、Googleアカウント設定で第一言語を日本語にしてからもう一度紐付け直してもMiniは英語のまま。今度は「Ok Google」と「Hey Google」で設定しろとまで言うのです。再起動（アプリからできます。あるいは、電源コードをはずして1分まって再接続でもOK」）してもだめ。
結局、初期化して設定しなおしたところ、ようやく日本語を話してくれるようになりました。やれやれ。ちなみにMiniの初期化は、電源ポートの近くにある小さな○を長押しします。
日本語専用のサブアカウントも持っていますが、スケジュールなどの個人データを反映させないと便利さ半減なんですよね。設定した後でGoogleアカウントの第一言語をそっと英語に戻したところ、今のところは検索は英語で、Miniは日本人のままで使えるようになりました。
やっと日本人同士になれたので、次はデフォルトスピーカーの設定です。初期設定では「音楽をかけて」と頼むとMiniが自分で鳴り始めますが、HomeアプリでMiniを選んで［設定］→「デフォルトのメディア再生」画面で「Chromecast Audio」（これもあらかじめ同じWi-Fiにつないで設定しておく）を選べば、次から「音楽をかけて」と頼むと「Chromecast AudioでGoogle Play Musicの音楽を再生します」と言って、Boseのスピーカーから音が出るようになりました。
上の画像にある「KJ-なんたらかんたら」というデバイスは、同じネットワーク内に接続してある「Android TV」です（ソニーのテレビを買ったらたまたまAndroid TVだった）。これを「視聴するデバイス」として選んで「ねぇ Google、YouTubeを再生」とお願いしたところ、ちゃんと再生できました。たぶん、Netflixのアカウントを紐付けていれば、Netflixの動画もこれで視聴できそうですが私は会員じゃないんです。Amazonプライム会員なので、Amazonのアカウントも設定できるようにしてほしい（ライバルなので、たぶん、無理）。
Boseのスピーカーから音楽を流しながらAndroid TVでYouTubeを再生し「ねぇ Google、音楽ストップ」と言ったらYouTubeが終了し、音楽は鳴り続けました。
私：ねぇ Google、音楽ストップだってば。
Mini：再生中のものはありません。
私：そんなはずなーい。
Mini：すみません。間違えることもあるのです。
分かり合うには、もう少し時間が必要のようです。
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