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改めて探す「定番Windows ストアアプリ」──クラウドサービス系アプリ編鈴木淳也の「まとめて覚える! Windows 8」(3/3 ページ)

まぁまぁ、もう一度使ってみましょうよスタート画面。Windowsストアアプリを改めて探すと“定番”系は意外とそこそこそろってきているみたいだ。今回はクラウドサービス系アプリ編をピックアップしてみた。

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あると便利なユーティリティ群

 クラウドストレージやメモアプリのほか、業務シーンにも使えそうなその他ユーティリティツールもかなり数が増えている。特にリモートデスクトップクライアントアプリは、x86ソフトウェアが動作しないWindows RTマシンを、“あたかもWindows 8マシン”のように活用できる便利アプリである。

Google Search

Google Search(無料) サポートプロセッサ:x86、x64、ARM

 おなじみGoogleの検索窓をModern UI版に移植したWindowsストアアプリだ。キー入力でのWeb検索はもちろん、内蔵マイクを使い、音声での検索も行える。Googleのアプリケーション群(Google Apps)のランチャーにもなっているので、GoogleのWebサービスを利用する機会の多い人はインストールしておいて損はないだろう。

Unpacker

Unpacker(無料) サポートプロセッサ:x86、x64、ARM

 アーカイブファイルの解凍アプリだ。Windows 8は、zip形式など全世界で比較的普及しているファイルの圧縮/解凍はOS標準機能でカバーできるが、「lzh」や「rar」などは別途圧縮/解凍ソフトが必要。こういったファイルを取り扱う場合に備え、Unpackerを導入しておきたい。サポートするアーカイブファイルは7z、cab、img、gz、iso、lhz、lha、rar、tar、zipなどかなり多い。

WinZip

WinZip(15日間無料、年間7.99ドル) サポートプロセッサ:x86、x64、ARM

 こちらも既存Windows PCも利用者は多いであろうzip形式アーカイブファイルの圧縮/解凍が可能な公式アプリだ。Windowsストア版はDropboxやGoogle Driveを介したファイル連携も可能となっている。

 利用開始から15日間が無料の有料アプリで、継続してするなら年間7.99ドルのサブスクリプション費用が必要となる。

リモートデスクトップ

リモートデスクトップ(無料) サポートプロセッサ:x86、x64、ARM

 ネットワーク上の他のWindows PCにアクセスする、リモートデスクトップ機能を利用するためのMicrosoft標準リモートデスクトップクライアントアプリだ。別のリモートデスクトップサーバ機能のあるWindows 8 Pro/7 Professional搭載PCにアクセスし、そのデスクトップ画面を操作できるので、既存Windows PC用ソフトウェア(デスクトップUI向けアプリ、x86/64対応ソフトウェア)を利用できないWindows RTマシンも機能をある程度補完できる特長を持つ。

 複数セッションの同時管理も可能で、スナップビューモードに移行することにより、個々のセッションの状況をリアルタイムで把握し、指定したセッションに素早くアクセスできるのが使いやすい。

TeamViewer Touch

TeamViewer Touch(無料) サポートプロセッサ:x86、x64、ARM

 こちらもリモートデスクトップ接続と画面共有が行えるWindowsストアアプリだ。サーバソフトをほかのWindows PCへ別途インストールし、クライアントである本アプリをインストールした機器からアクセスすることで、そのデスクトップ画面を表示・操作できる

 オフィスのネットワーク環境では外部からのアクセス制限がある場合がほとんどである点には注意が必要だが、NAT越えやポート空けといったやや難しい設定なしに、比較的容易に外出先からでも自宅のWindowsマシンへアクセスできる。

 (続く)

 次回は“タブレット利用で便利”な定番Windowsストアアプリを紹介する予定です。

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