連載

最初に行う「Windows 8.1のカスタマイズ」──「スタートボタン」「デスクトップ」編鈴木淳也の「まとめて覚える! Windows 8.1」(2/2 ページ)

「そんなに毛嫌いしないで、こうすると使いやすくなりますよ」──Windows 8.1はスタートボタンの追加やデスクトップUI向け機能など、Windows 8より使い勝手を向上させる変更ポイントがある。8と8.1での動作の違いを把握しつつ、より使いやすく設定する方法を実践しよう。

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デスクトップUIとスタート画面の壁紙を同じに(なぜ、いままでこれができなかったのか……)

 最後に「スタート画面にデスクトップの背景を表示する」にもチェックを入れよう。これにより、スタート画面の壁紙とデスクトップUIの壁紙が同じになる。なんだ壁紙かと思うが、意外と効果があるのだ。

デスクトップUI(画面=左)とModern UI/スタート画面(画面=右)で、同じ壁紙(オレンジ/黄色のもの)にしてみた。壁紙のデザインが同じなだけで、デスクトップUIを主に使用するにしても、スタート画面をいわゆるメニュー項目の1つのように扱う感覚になるためか、心理的な違和感がかなり減る

 Windows 8のスタート画面は、これまでと同じ壁紙ではなくテーマと背景色の変更しかできなかった。Windows 8におけるスタート画面が「なんだかすごく違う」と違和感を覚えた理由の1つとして、操作体系のほかに、壁紙を含む画面より受ける印象がまったく異なるものだったからではないだろうか。

 壁紙を同じにするだけで、スタート画面が「これほど身近になるとは」と驚くほどなのでぜひ試してみてほしい。

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 以上、簡単にWindows 8.1における最大の変更点の1つとなるスタートボタン関連の機能設定について解説した。次回も引き続き、Windows 8.1での新機能と基本ポイントについて紹介していく。

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