Microsoftブースに「Windows Mixed Reality」対応HMDが勢ぞろい:COMPUTEX TAIPEI 2017
MicrosoftがWindows 10の次期大型アップデートで対応する予定の「Windows Mixed Reality」。それに対応するヘッドマウントディスプレイ(HMD)がCOMPUTEX TAIPEI 2017の同社ブースに勢ぞろいした。
Microsoftは、Windows 10の次期大型アップデート「Fall Creators Update」においてMR(複合現実)プラットフォーム「Windows Mixed Reality」(以下「WMR」)をサポートする予定だ。それに先駆けて、8月にはAcerとHPが開発者向けのWMR対応HMD(ヘッドマウントディスプレイ)を発売する。
「COMPUTEX TAIPEI 2017」に合わせて同社が開催した「Microsoft Forum」では、先述の2社に加えてASUS、Dell、3Glasses、LenovoもWMR対応HMDを発売することが発表され、同社ブースでは3Glassesを除く5社の製品が参考展示された。
この記事では、写真で5社のWMR対応HMDをご紹介する。
Acer
Acerからは、日本でも8月以降に出荷予定の開発者向けHMD「Acer Windows Mixed Reality Headset Developer Edition」が出展された。ブルーのボディーがスタイリッシュだ。
WMD対応のHMDでは、アクセサリーとの通信にBluetooth 4.0を使う。日本で同機能を利用するために必要な「技適など」を取得済みであることも確認できた。
HP
HPからは、開発者向けのHMD「HP Windows Mixed Reality Headset Developer Edition」が出展された。黒いボディーにシンプルなデザインがそそる。
ASUS
ASUSから出展されたHMDは、2017年末に発売を予定している一般ユーザー向け製品だ。一般ユーザー向けということもあってか、オシャレな雰囲気のデザインとなっている。
Dell
Dellから出展されたHMDも、2017年末に発売を予定している一般ユーザー向け製品だ。白いボディーにシンプルなデザインが魅力的である。
Lenovo
Lenovoから出展されたHMDも、2017年末に発売を予定している一般ユーザー向け製品だ。黒基調のシンプルボディーで、正面外周部のシルバーがアクセントになっている。
関連キーワード
ヘッドマウントディスプレイ | Windows | Mixed Reality | Windows Mixed Reality | Acer | ASUS | HP | Dell | レノボ | COMPUTEX | Windows 10
関連記事
AcerとHP製の「Windows Mixed Reality」対応HMDのデベロッパー版がプレオーダー開始
Windows Mixed Realityモーションコントローラを発表
Windows 10次期大型アップデート「Fall Creators Update」発表 新デザイン、スマホ連携強化、タイムライン機能など
Windows 10の次期大型アップデートの名前は「Fall Creators Update」。「Windows Holographic」改め「Windows Mixed Reality」の開発が進む
2017年後半には、低価格のHMDをWindows PCにつないでMR(複合現実)の体験が楽しめるようになる見通しだ。3月中にはその開発キットが提供される。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.